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コロナに負けない!オンライン授業!

2020/05/01
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こんにちは。

仰星館の凍てつく波動、石井健太郎です。

ゴールデンウィークは休業となります。

非常事態宣言はやはり延びるようですね。学校の9月新学期制度の議論も上がってきてるようだし、AC(after corona)はBC(before corona)の生活とは全く別物になりそう。ともあれ、早くAC元年の幕開けを切望してます。

いつも塾では、9月頭に講師一同での研修旅行に行っていました。上の写真の感じです。もう、早く旅行いやいや、研修旅行に行けるようになってほしいです。

深夜まで、授業やカリキュラム、生徒一人一人の状況を熱く語る研修旅行‥早く行けるようになりますように。

それにしても4人中3人がポロシャツとは。独自色に欠けてますね。

さて。

コロナ対策としてのオンライン授業を始め、もう4月が終わりました。最初はなんともやりにくい感じだったのですが、今はなんか楽しい。前に生徒達がいなくても、ノッてくる感覚が復活してきました!とりあえずオンライン授業にも手応えを感じ始めました。

卒業生で、僕の化学の授業を受けていたみんなは覚えているかな?

このフレーズを。

 

水に溶けるとは何ぞや??

 

そうですね、石井の最も得意とする2つの言葉のうちの1つですね👍

忘れかけている皆さんのために、この紙面を借りて復讐‥もとい、復習しましょう!

古い卒業生は知らないかもですが、なんとワタクシ、最近博士号まで取ったんですよ🧑‍🔬ちょっと気取って、説明ターンに入ります。

 

水に溶けるとは、①物質が水と仲間で混ざり合って見えなくなるという現象と②物質が電離しイオンになることで見えなくなるという現象でしたね。

水と仲間とは、分子結晶でありかつ極性を持つ物質の事です。

①は、日本人の集団に中国の方が混ざっていても、全くわからなくなる事と似ていると説明しました。

次にイオンになることで見えなくなるとは、そもそもイオンが何であるかの理解が必要ですね。イオンとは原子です!!

ただ、電子を得たり失ったりする事で、電気的にゼロでなくなった原子の事です。原子は目に見えませんよね。

物質が電離してイオンになるということは原子になると同義です。②で、見えなくなることは当然ですね。

 

ん?電離って何か??

それは確かに難しい内容ですね。まず、電離を起こす物質は原則としてイオン結晶。これは金属元素と非金属元素からなります。

金属原子のいらない電子を非金属原子がもらいます。その瞬間、それぞれの原子は電気的に偏りが生じて、陽イオン陰イオンとなります。至近距離で陽イオン陰イオンとなるので、プラスマイナスの力(静電気力)でつながってしまい、イオン結晶となるのです。

すなわち、電離とはこの陽イオン陰イオンの電気的なつながり(イオン結合)を断つ事です。

 

どうやるのかというと、より強いプラス、マイナスの因子がイオン結晶に近づくことで陽イオン陰イオンのつながりが失われます。

その因子とは??

 

水です!!

 

水分子は、酸素原子と水素原子が共有結合で結びついているのですが、酸素原子の電気陰性度があまりに大きいために共有電子対が酸素側に大幅に引き寄せられます。結果、酸素原子は電子を得た訳ではないのですが、強いマイナスを帯びます。そして水素原子は強いプラスを帯びます。

これらのプラスマイナスがイオン結晶のイオン結合を断つ原因となるとです。

 

なるべく分かりやすくなるよう、簡易な感じでお話ししましたが、だいたいこんな感じです。

 

次は‥

 

方程式とは何ぞや??

 

ですね😁

 

疲れたので、またの機会に👋